慢性腰痛症/h2>

慢性腰痛症は、腰の痛みが3ヶ月以上続く状態を指します。原因がはっきりしない腰痛症も多く、単なる身体的な問題だけではなく、心理的・社会的要因が関与している場合も多々あります。
主な特徴
1、痛みの性質
・局所的な痛み:腰部に特定の痛みを感じる事が多い。
・放散痛:場合によっては臀部や下肢に痛みが広がる事がある
2、症状の慢性化
・痛みが断続的または持続的に現れる。
・体動や姿勢によって痛みの強さが変化する事がある。
3、機能的な制限
・身体を動かすのが困難になり、日常生活や仕事に支障をきたす。
・動きの制限や筋力低下が生じる場合がある。
4、心理的影響
・痛みが続くことでストレスや不安、鬱状態になることがある。
・「また痛みが出るのではないか」という恐怖が行動を制限することもある。
5、姿勢の変化
・姿勢や動作に偏りが生じ、さらに痛みを悪化させる悪循環が見られる。
主な原因
1、特異的な原因
特定の疾患や障害が痛みを引き起こしている場合
・椎間板障害
椎間板ヘルニア、椎間板変性など
・脊柱の変形や障害
脊柱管狭窄症、脊柱すべり症、骨粗鬆症による圧迫骨折
・炎症性疾患
強直性脊椎炎などのリウマチ性疾患
・腫瘍や感染症
腫瘍や脊椎炎、骨髄炎など
・内臓疾患
腎臓疾患、婦人科疾患、大動脈瘤などによる関連痛
2、非特異的な原因
慢性腰痛の大部分は、原因が特定できない非特異的腰痛です。
・筋肉や筋膜の緊張
長時間の座り仕事や姿勢の悪さで筋肉が過剰に緊張する。
・姿勢や動作の問題
姿勢の歪み、偏った体の使い方が慢性的な負担を与える。
・筋力低下
腹筋や背筋など、体幹筋力の弱化により腰に負担がかかる。
・ストレスや心理的要因
精神的ストレス、不安、抑うつなどが痛みを悪化させる事がある(心因性腰痛)
・生活習慣の影響
運動不足や肥満が腰への負担を増大させる。
リスク要因
・身体的要因:長時間のデスクワーク・重いものを持つ反復作業・姿勢不良
・心理・社会的要因:ストレスや不安・職場環境や人間関係の問題・過去の痛みに対する過剰な恐怖感(痛みへの過剰反応)
・加齢:椎間板や関節の変性が進行しやすい
はりハウス治療方針
体の異常反応から正常化を目指します。
東洋医学から診た(気、血、津液)等の体のバランス健康状態の調整、解剖学的(骨、筋膜、神経、内臓)ルートの異常バランスの調整で慢性腰痛症の症状緩和&改善を目指します。

(税込)
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