更年期障害
更年期障害とは、閉経後の時期に起こる心身の不調の総称であり、40代〜60代の女性に多く見られます。女性ホルモンの急激な変化や加齢による体の変化が原因となり、自律神経や精神的バランスが崩れ、様々な症状を引き起こします。
主な特徴
1、ホルモンの変化による影響
卵巣機能が低下し、エストロゲン分泌が減少することで、ホルモンバランスが乱れます。
自律神経にも影響を及ぼすため、体温調節や心身の乱れが生じます。
2、個人差が大きい
症状の重さや種類は人によって異なり、軽症の人もいれば、生活にも影響を及ぼす方もいます。
3、多岐にわたる症状
身体的、精神的と様々な症状が現れやすい
4、主に40代から50代前半の方に多い
閉経を挟んだ10年間に症状が出やすいとされています。
主な症状
ホットフラッシュ(のぼせなど)、冷え性、頭痛肩こり、動悸や息切れ、関節痛、めまい、耳鳴り、皮膚の乾燥、睡眠障害、頻尿など
主な原因
自律神経の乱れ、女性ホルモンの急激な変化、心理的社会的要因などが挙げられます
はりハウスの治療方針
東洋医学的所見として、腎(生命の源)を中心とした陰陽のバランス、肝(気血の巡り)、脾(消化吸収や気血生成)の機能低下が関与していると考えられています。そこへの調整、解剖学的所見、筋膜や神経、内臓などの滑走の詰まりや緊張を取り除き症状緩和を目指します。