ツボに詳しくない方でも、聞いた事のあるツボの1つではないでしょうか。
体のツボの数は361箇所あるとされています。
その中でも有名なツボがこの「足三里」です。
よく言われている「胃腸」に効くとされていますが、そのほかにもたくさんの有効症状があります。
もとを辿れば東洋医学になり、経絡というものが存在しています。
経絡とは、東洋医学の考えで、エネルギー(気)が流れている道筋のことになります。
その道筋が体の中に無数に経絡があり、経絡の流れの中にツボが配列されています。
分かりやすく言いますと、
- 「経絡が列車の線路になり、駅がツボにあたります。」
足三里についてもう少し詳しく説明いていきます。
足三里
足三里は経絡の足の陽明胃経のツボ45個のうちの1つです。
名前の通り、胃に関係する経絡です。要は内臓機能にも関わりがあるということがこれだけでも分かります。
経絡の流れは、顔から始まり首、胸部、足へと繋がっていきます。
気になる効能
お腹の張り、腹痛、下痢、便秘、食欲不振、胃痛、胃痙攣、消化不良、頭のふらつき、耳鳴り、呼吸が苦しい、胸のつかえ、膝の痛み、坐骨神経痛、下肢の筋肉痛、嘔吐、高血圧、急性胃炎、急性腸炎、喘息、虚弱体質、片麻痺、アレルギー疾患
などたくさんの効能が報告されています。
免疫向上など現在でも研究が進められていて、ツボの持つ力が化学的にも発見されています。
ツボの効果はこれからも化学的にも証明されていく事になるかと思います。
一般の方がもっとツボを知り、日々のケアに取り入れる時がこの先くる事もあるかもしれません。
私も鍼灸師として、ツボの素晴らしさを日々体感、体験をしているので、世にツボの凄さを広めれるようにこれからも発信し続けたいと思います。
長い文章を読んで頂きありがとう御座いました。
自律神経症状を専門にしている治療院
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